“隠れ熱中症”にご注意
今年の夏は全国各地で40℃を超える危険な暑さが続いています。
その中で増えているのが、自分では熱中症だと気づかない**「隠れ熱中症」**です。
「少し体がだるいだけ」
「疲れがたまっているだけ」
「夏バテかな?」
そう思っていたら、実は脱水や体温の上昇が進み、熱中症になっていたというケースが少なくありません。
夏バテと熱中症はまったく違う
一見よく似ていますが、原因も対処法も異なります。
◆ 夏バテ
・数週間かけて徐々に起こる
・食欲低下
・疲れやすい
・胃腸の不調
・自律神経の乱れ
・発熱はほとんどない
◆ 熱中症
・数時間~数日で急激に悪化
・脱水
・頭痛
・吐き気
・めまい
・筋肉痛・こむら返り
・38~40℃近い高熱になることもある
特に注意したいのは、
「突然の強い頭痛」
「筋肉の痛みやけいれん」
「発熱」
これらが同時に現れた場合は、夏バテではなく熱中症を疑う必要があります。
高齢者ほど気づきにくい
高齢になると、のどの渇きを感じにくくなります。
また、
「これくらい大丈夫」
「年だから疲れているだけ」
と我慢してしまう方も多く、発見が遅れることがあります。
室内でも熱中症は起こります。
エアコンを我慢したり、水分補給が不足したりすると、知らないうちに体内の熱がこもってしまいます。
対処法は正反対
熱中症は
・涼しい場所へ移動する
・首・脇・足の付け根を冷やす
・水分と電解質を補給する
ことが最優先です。
一方、夏バテは胃腸や自律神経の疲れが中心なので、
・十分な睡眠
・栄養補給
・適度な入浴
・生活リズムを整える
ことが改善につながります。
普段と違う症状は要注意
「普段は頭痛なんてないのに急に痛い」
「筋肉痛のような痛みが全身にある」
「39℃近い熱が出た」
このような症状があれば、「風邪かな」と決めつけず、熱中症の可能性も考えましょう。
猛暑の夏は、自分の体力を過信しないことが何より大切です。
無理をせず、こまめな水分・塩分補給と適切な冷房を活用し、この夏を元気に乗り切りましょう。


