手足のしびれ、放っておいて大丈夫?

――小さな体の変化を見逃さない

「急に手がしびれた」
「何となく片方の足がしびれる」
「太ももからふくらはぎにかけて、ジンジンする」

このような手足のしびれは、決して珍しい症状ではありません。

ただし、しびれの中には、脳や脊髄、血管などに関係する病気が隠れていることもあります。

特に、突然発症した強いしびれに加えて、顔のゆがみ、ろれつが回らない、力が入りにくい、歩きにくい、激しい頭痛などがある場合は、自己判断せず、速やかに医療機関を受診することが大切です。

一方で、検査などで重篤な病気が否定されている場合、しびれには、首・腰などの関節やその周囲の組織、筋肉の緊張、姿勢や動作のくせなど、運動器の状態が関係していることもあります。

例えば、関節の動きが悪くなったり、周囲の筋肉が硬くなったりすることで、神経周辺に負担がかかり、しびれや違和感として感じることがあります。

こうした場合、症状が比較的軽い段階であれば、鍼灸や整体などによって、筋肉の緊張を緩めたり、関節の動きを整えたりすることで、症状の軽減につながることがあります。

もちろん、すべてのしびれが鍼灸や整体で改善するわけではありません。

大切なのは、

「しびれがあるから怖い」と考えすぎることでも、
「たいしたことはない」と放置することでもありません。

まず必要な場合には医療機関で原因を確認する。

そして、重篤な病気が否定されたうえで、体の動きや筋肉の状態などに問題があれば、早めにケアする。

この順番が大切だと思います。

体の不調は、いきなり大きな症状として現れるとは限りません。

「いつもと少し違う」
「何となくしびれる」
「以前より動かしにくい」

そんな小さな変化は、体からのサインかもしれません。

大きな不調になってから慌てるのではなく、小さな変化に気づいた段階で、正しく心配して、早めに対処する。

それも、自分の体を長く大切にするための一つの方法ではないでしょうか。

※しびれの原因はさまざまで、鍼灸・整体が適さない場合もあります。突然のしびれや、麻痺・言語障害・歩行障害などを伴う場合は、まず医療機関への受診をおすすめします。

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