“少し動く”ほうが脳は回復する

疲れたとき、ソファーに横になってスマホを見る。
多くの人が自然にやっている行動ですが、実は脳疲労の回復には逆効果になる可能性があるそうです。

筑波大学の研究では、脳が疲れて集中力が落ちているときは、「じっと休む」よりも「短時間でも体を動かす」ほうが認知機能の回復につながることがわかってきています。

特に興味深いのが、“たった7秒”の全力運動。

その場で腿上げや階段ダッシュのような運動を7秒間、それを3セット行うだけでも、その後の集中力や判断力が高まる可能性があるとのことです。

さらに、昼休みなどに6分程度歩くだけでも、脳疲労の改善に役立つことが示されています。

現代人は、頭は使っているのに体を動かす時間が極端に少ない生活になりがちです。
すると脳だけが過剰に疲労し、集中力低下やイライラ、判断ミスなどにつながりやすくなります。

これは施術の現場でも感じます。

デスクワーク中心の方ほど、

  • 首や肩が固まる
  • 呼吸が浅くなる
  • 自律神経が乱れる
  • 疲れているのに眠れない

といった状態になりやすいです。

だからこそ大切なのは、「ちゃんと運動しなきゃ」と気負うことではなく、“こまめに少し動く”こと。

  • 階段を使う
  • 軽く散歩する
  • 深呼吸しながら肩を回す
  • 7秒だけ全力で動く

そんな小さな積み重ねが、脳と身体の回復力を高めてくれます。

身体を動かすことは、筋肉のためだけではありません。
脳の働きや感情の安定にも深く関わっています。

疲れたときこそ、少しだけ動いてみる。
それが、現代人に必要な“脳の休息”なのかもしれません。

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