「運動を始めよう」と思っているのに、なかなか習慣にならない。
そんな人の中には、同じ運動をコツコツ続けるよりも、次々と新しい運動や筋トレ方法に目移りしてしまう人がいます。
「こっちの運動のほうが効果がありそう」
「もっと効率のいい筋トレがあるかもしれない」
「せっかくなら最新の方法を試してみよう」
さらに、健康グッズやサプリメントなどを次々と探すこともあります。
もちろん、新しい運動や健康グッズ、サプリメントそのものが悪いわけではありません。
問題は、それが「行動の代わり」になってしまうことです。
実は本人も、「運動したくないからやめよう」と考えているわけではありません。
無意識のうちに「今の運動より、もっと効果のある方法を選んだ」
という合理的な理由を作っているのです。
しかし、その背景には意外と単純な理由があるのかもしれません。
それは「同じことを続けるのが退屈だから」。
飽きる
↓
新しい方法を探す
↓
新しい運動を始める
↓
しばらくするとまた飽きる
↓
さらに新しい方法を探す
この繰り返しになってしまいます。
つまり、「飽きたからやめる」ではなく、
「もっと効果的な方法を選んだからやめる」
と、自分の中で行動を正当化している。
私はこれを「行動の言い訳」と呼んでいます(笑)。
もちろん、運動の種類を変えることは悪いことではありません。
大切なのは「変えることが目的になっているのか」
「続けるために変えているのか」
という違いです。
健康づくりでは、必ずしも「一番効果の高い方法」を探し続ける必要はありません。
むしろ「これなら無理なく続けられる」
という運動を見つけて、それを淡々と続けることのほうが大切です。
新しいものを探すことよりも、十分に良いものを続けること。
健康習慣においては、「退屈に耐える力」も立派な能力なのかもしれません。
今日も、できることをコツコツと。
それが一番シンプルで、強い健康法なのだと思います。

