「どのくらい運動すれば健康にいいですか?」
「何を食べれば健康になれますか?」
「睡眠は何時間とればいいですか?」
健康について考えていると、「何を、どの程度すればいいのか」という疑問が出てきます。
もちろん、科学的な目安はあります。
運動なら週に何分、睡眠なら何時間、食事なら何をどのくらい……。
しかし、実際の生活では、必ずしも数字通りにできるとは限りません。
そして、健康に良いことでも、極端にやり過ぎれば、かえって不具合が起こることがあります。
運動を頑張り過ぎれば、疲労が蓄積したり、関節や筋肉を痛めたりすることがあります。
健康に良い食品だからといって食べ過ぎれば、胃腸に負担をかけることもあります。
睡眠を大切にしようとするあまり、「絶対に○時間寝なければ」と神経質になってしまえば、それ自体がストレスになるかもしれません。
さらに、「健康のために」と始めたことを完璧にやろうとすると、最初は頑張れても、だんだん負担になり、結局続かなくなることもあります。
そこで参考になるのが、「中庸」という考え方です。
何事も極端に偏らず、「いい塩梅」のところを探す。
私はこれを、もっと気楽に、
「7割くらいでいい」
と考えてもいいのではないかと思います。
100点を目指して無理をするより、70点くらいを長く続ける。
毎日完璧に運動するより、疲れている日は少し休む。
健康に良いものだけを食べようとするのではなく、楽しみながらバランスよく食べる。
「今日はできなかった」と自分を責めるのではなく、「まあ、また明日やればいい」と考える。
健康づくりは、一時的に頑張ることよりも、無理なく長く続けられることのほうが大切です。
「どの程度やればいいんだろう?」と迷ったときは、
やり過ぎていないか。
無理をしていないか。
これを長く続けられるか。
この3つを考えてみる。
そして最後に、
「7割くらいで、ちょうどいいかもしれない」
と思ってみる。
健康は、何かを極端に頑張ることではなく、自分にとっての「いい塩梅」を探しながら暮らしていくことなのかもしれません。


