「ボーッとする時間」が脳を元気にする
仕事や勉強で行き詰まった時、散歩をすると急に良いアイデアが浮かんだ経験はありませんか?
これは単なる気分転換ではなく、脳科学でも説明できる現象と考えられています。
私たちが何かに集中している時は、脳は「考えるモード」で働いています。一方、散歩をしながら景色を眺めたり、何となくボーッとしている時には、「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」と呼ばれる脳のネットワークが活発になります。
このDMNは、
・記憶の整理
・情報の結びつけ
・創造力や発想力
・自己理解や感情の整理
などに深く関わっています。
つまり、何もしないように見える時間でも、脳の中では大切な整理整頓が行われているのです。
さらに散歩には、一定のリズムで左右交互に足を動かすという特徴があります。このリズミカルな運動は自律神経を整え、緊張を和らげ、心を落ち着かせる効果も期待されています。
現代人は「何かをしなければ」と考えがちですが、時には「何もしない時間」も健康には必要です。
忙しい時ほど5~15分だけ外へ出て、スマホを見ずにゆっくり歩いてみましょう。
考え込んでも解決しなかったことが、不思議と整理され、新しい発想が生まれることがあります。
心と体はつながっています。
疲れた脳には、休憩ではなく「散歩」という選択肢を取り入れてみてはいかがでしょうか。


