「頭が痛い=脳が痛んでいる」と思っている方は少なくありません。しかし実は、脳そのものには痛みを感じる知覚神経がありません。
慢性頭痛の痛みはどこから来るの?
肩こりや首こり、ストレス、姿勢の悪さなどが原因で起こる慢性頭痛の多くは、頭蓋骨の外側にある次の組織から痛みが生じています。
- 頭や首の筋肉
- 血管
- 筋肉を覆う膜(筋膜)
特に、首や後頭部、側頭部の筋肉が緊張すると血流が悪くなり、神経が刺激されて頭痛につながります。
慢性頭痛には「原因へのアプローチ」が大切
痛み止めで一時的に症状を抑えることはできますが、根本的には、
✅ 筋肉の緊張を和らげる
✅ 血流を改善する
✅ 自律神経のバランスを整える
ことが大切です。
鍼治療が慢性頭痛に効果的な理由
鍼治療は、
- 緊張した筋肉を緩める
- 血流を改善する
- 自律神経を整える
- 痛みを抑える物質の分泌を促す
といった作用が期待でき、慢性的な頭痛に対して非常に相性の良い治療法といえます。
ただし、危険な頭痛もあります
以下のような頭痛は、筋肉由来ではなく命に関わる病気の可能性があります。
- 突然バットで殴られたような激しい頭痛
- 今まで経験したことのない強い頭痛
- 手足の麻痺やろれつが回らない
- 意識がぼんやりする
- 激しい吐き気や嘔吐を伴う
これらは、例えば
- くも膜下出血
- 硬膜下血腫
などの可能性があり、速やかに病院を受診する必要があります。
まとめ
慢性頭痛の多くは、脳そのものではなく、頭や首の筋肉や血管が原因です。
「いつもの頭痛だから…」と我慢せず、原因に目を向けて適切なケアを行うことで、頭痛のない快適な毎日につながります。


