近年、コーヒーや紅茶の摂取と健康との関係について、さまざまな研究が行われています。
新しい研究では、日常的にコーヒーや紅茶を飲む人は、認知症の発症リスクが低い可能性があることが示唆されました。
この研究では、1980年から2023年までの約40年間にわたり、13万人以上の成人男女の生活習慣を追跡調査しています。
その結果、カフェイン入りコーヒーを飲む人は、飲まない人と比べて認知症の発症率が低い傾向が見られました。
具体的には、10万人あたりの発症数が
・コーヒーを飲まない人:330人
・コーヒーを飲む人:141人
となり、認知症リスクが大きく低い関連が確認されています。
また、神経心理学的な検査でも、コーヒーを飲む人は認知機能のパフォーマンスが高い傾向が見られました。
さらに紅茶についても、摂取量が多い人ほど認知機能の結果が良い傾向が確認されています。
ただし注意点として、今回の研究で関連が見られたのはカフェイン入りコーヒーであり、デカフェ(カフェインレスコーヒー)では同様の関連は確認されませんでした。
研究では、効果との関連が最も強かった摂取量として
・コーヒー:1日2〜3杯
・紅茶:1日1〜2杯
が示されています。
ただし、この研究は「観察研究」であり、コーヒーや紅茶が直接認知症を予防することを証明したものではありません。
コーヒーを飲む人と飲まない人では、生活習慣や食生活など他の要因が影響している可能性もあります。
それでも、適度なコーヒーや紅茶の習慣は
・パーキンソン病リスクの低下
・肝臓の健康
・大腸がんリスク低下
などの可能性も研究で示唆されています。
もちろん飲み過ぎは注意が必要ですが、適量のコーヒーや紅茶を楽しむことは、健康習慣の一つとして良い可能性があります。
日常の小さな習慣が、体や脳の健康につながるかもしれません🌿

