私たちは日常生活の中で、過去の失敗を思い出したり、未来のことを心配したり、さまざまなことを考えながら過ごしています。
しかし、考え事にとらわれすぎると、目の前のことに集中できなくなったり、必要以上に不安やストレスを感じたりすることがあります。
そこで注目されているのが「マインドフルネス」です。
■ マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、今この瞬間の自分の感覚や感情に意識を向け、良い悪いと判断せず、そのまま受け止めることです。
例えば、不安を感じたとき。
「不安になってはいけない」と無理に抑え込むのではなく、「今、自分は不安を感じているんだな」と気づいてみる。
それだけでも、感情に振り回されず、落ち着いて物事を考えるきっかけになります。
■ 心を無理に変えようとしない
大切なのは、雑念をなくしたり、いつも穏やかな心を保ったりすることではありません。
不安になる日もあれば、イライラする日もあります。
そうした感情を否定せず、今の自分の状態に気づき、そのうえで必要な行動を選ぶことが大切です。
これは、心を無理に変えようとせず、現実を受け止めながら行動する「あるがまま」という考え方にも通じます。
■ 日常生活でできる簡単な実践
特別な時間を設けなくても、マインドフルネスは実践できます。
・呼吸に意識を向ける
・歩いているときに足の感覚を感じる
・食事の香りや味をゆっくり味わう
・疲れや緊張に気づき、必要に応じて休憩する
ほんの少し、今の自分の感覚に意識を向けてみましょう。
マインドフルネスは、ストレスや不安の軽減に役立つことが研究で示されています。ただし、効果には個人差があります。
■ 心にも「いい塩梅」を
心を整えるために、頑張りすぎる必要はありません。
無理にポジティブになろうとせず、感情を否定せず、今の自分に気づく。
そして、そのときの状況に応じて行動する。
それは「中庸」や「いい塩梅」という考え方にもつながります。
身体の状態に気づくことが健康管理の第一歩であるように、心の状態に気づくことも、自分自身を大切にする第一歩です。
心を無理に静かにするのではなく、心が動いていることにも気づけるようになる。
そんな自然な姿勢を、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
光整骨鍼灸院
身体と心の健康をサポートします。

