私は患者さんによく、
「体は車のようなものですよ」
とお話しすることがあります。
腰痛や肩こり、膝の痛みなどで来院される方は、車でいうと故障や不具合が起きている状態です。
もちろん、まずはその痛みや不調を改善することが大切です。
しかし、それだけでは十分ではありません。
なぜなら、同じ故障を繰り返す方と、元気に過ごせる方の違いは、「運転の仕方」にあることが多いからです。
例えば、
- 頑張りすぎて休憩を取らない
- 長時間同じ姿勢を続ける
- 睡眠不足が続いている
- ストレスを抱え込んでいる
- 運動不足になっている
これらは車でいうと、無理な運転やメンテナンス不足にあたります。
また、人それぞれ車種も違います。
スポーツカーもあれば、SUVもあります。
燃費の良い車もあれば、パワフルな車もあります。
人も同じです。
体力、性格、感受性、回復力は一人ひとり違います。
大切なのは、他人の車と比べることではなく、自分の車の性能を理解することです。
私自身も年齢を重ねる中で、自分という車の特徴が少しずつ分かるようになってきました。
人生では、時にヒヤッとすることもありますし、事故のような出来事も起こります。
それでも、自分の車の特徴を理解していれば、落ち着いて対処できるようになります。
治療院の役割は、故障を修理することだけではありません。
患者さんが自分の体を理解し、上手に運転できるようになること。
そのお手伝いをすることも大切な役割だと考えています。
人生という道を、自分らしく安全に、そして楽しく走っていきましょう。


